闇金とは?

法律を無視して好き勝手に営業している貸金業者です。
ろくに審査も行わず、返済能力が無いと分かっていてもお金を貸し、法外な利息を請求します。
金融業者は法律に基づき営業をしなければいけないと決まっていますが、闇金融は違法業者という事になります。

闇金融の特徴とは?

営業の問題点
  • 貸金業者として国や都道府県からの許可を受けていない
  • 貸金業法や利息制限法を無視した営業をしている
  • 資金業者登録番号の表記がない、もしくは偽の番号を表記している
広告の問題点
  • 広告やチラシに記載している電話番号が携帯電話かIP電話の番号である
  • 債務整理をした人や多重債務者にメールなどで積極的な勧誘をする
  • ブラックOKなど一般的にはあり得ない条件を提示す・掲載ポスティングで宣伝する

増えている『ソフト闇金』

中には一見闇金融業者だとは気づかない「ソフト闇金」というのも登場しています。

 

その名の通り対応も優しく丁寧で、金利もほかと比べて高いとは思えない程度で設定しています。
貸付も少額からOKとしているので、よく知らずに借りてしまう人も多いといいます。

 

しかし本来ならカードローンの利用ができない人にもお金を融資するので、結局は闇金に変わりありません。
借金の相談などにも乗ってくれるなど対応も親切なので、騙されてしまいます。

 

少額なので気づきにくいのですが、実際には法外な利息を請求してくるので、数日間でも利息が膨れ上がっていきます。

 

 

貸金業法が改正されてからは、闇金融業者は表立って営業できなくなった事もありだいぶ姿を消しています。
しかし未だ一部の闇金融業者は残っていますので、気をつけなければいけません。

実際に闇金で借りたらどうなる?

  • 21時〜8時までは自宅への訪問・電話・FAXでの取り立て
  • 大声で借入のことを騒ぎ立てる
  • 返済を迫る電話をしつこくかける(FAX・電報も含む)
  • 取り立ての貼紙を貼る
  • 別の闇金で借りての返済を迫る
  • 借主や保証人になっていない人に返済を迫る
  • 弁護士を立てているのに本人に連絡を取る
  • 借主が死亡し相続放棄しているのに取り立てる

借主に連絡が取れないなど正当な理由(※)がない場合、上記の行為は禁止されています。
(自宅・実家・勤務先も含みます)

押し貸しにも注意

最近増えている闇金融業者の手口です。
カードローンの申込をしたが、直前になって闇金融業者だと気づき申し込み取り消しをしたのに、勝手に口座にお金が振込まれる事があります。

 

こちらは借りる意思がないのに、強引に振込み返済をするよう求めます。
返済時には法外な利息や、ありもしない手数料を勝手にプラスされ振り込まれた金額の何倍もの金額を請求されます。

 

どのような理由が『正当な理由』とみなされるのかという定義が決まっていません。
『借主に何回連絡しても連絡が取れない』場合は『正当な理由』があるとされかねません。

闇金の種類と手口

090金融

連絡先が携帯電話の「090」から始まる貸金業者です。

 

国や都道府県から許可を得て営業している金融業者は、連絡先をきちんと明記しています、この場合は固定電話の番号が表記されています。
固定電話は、電話会社に設置場所の住所や権利を持っている人の情報をきちんと伝えた上で設置されます。

 

闇金業者は警察や通信会社に居場所を特定されるを嫌います。
場所を特定しにくい携帯電話の番号を代表番号にしているのです。

 

電話番号が090など明らかに固定電話ではない場合は注意してください。

紹介屋

ブラックの人や多重債務者を狙った業者です。
最初に申込みを受け付けますが、調べたふりをして「やっぱりうちでは融資できない」と一旦断ります。
その直後「知っている会社ならあなたでも融資を受けられる」と、親身になったふりをして他の闇金業者を紹介すると話を持ちかけます。

 

他ではどこも融資してもらえないので、なんとなく怪しいと思っても貸してもらえるならと契約をしてしまいます。
紹介した業者は紹介料として、他社が取った法外な利息から一部をキャッシュバックしてもらうという仕組みになっています。
紹介先も闇金です。

整理屋

営業停止になった弁護士など、ワケありの弁護士とグルになり、債務整理をすると見せかけ手数料などをだまし取る手口です。

 

借金を一本化した方が返済が楽になると持ちかけ、いい弁護士を紹介するなどと言って契約をさせます。
一旦弁護士が介入すると、カードローン会社は取立てができなくなるのでここを悪用するのです。

 

代わりに返済するからと債務者からお金を預かりますが、実際は返済せずそのまま着服するので言ってみれば弁護士の名を悪用した横領です。
しばらくは発覚しませんが、余りにも連絡も取れず返済も無いのでカードローン会社からの督促で気が付くケースが多いです。

 

多重債務者などがよく引っかかる手口です。

買取屋

債務者のクレジットカードで買い物をさせ、購入した商品を現金で買い取るという手口です。
クレジットカード規約では、クレジットカードで買った商品をすぐ売り現金化するのを禁止していますが、これは申告するか誰かに密告されない限りわかりません。

 

買取屋は高額商品をクレジットカードで購入させます。
購入した商品を商品代よりも安く買い取りし、現金を渡します。

 

実際にはクレジットカードで買い物をした分の支払いは自分に請求が来るので、損をしていることになります。
実際は大損することになります。

 

クレジットカードで買い物をした本人は大損しますが、買取屋は安く買い取り定価で売っても元は取れるので損はしない仕組みになっています。

チケット金融

買取屋によく似た手口です。
後払いで飛行機や新幹線の回数券やチケットを買わせて金券ショップに行き現金化させます。

 

闇金業者はこれを悪用し、チケットや回数券をクレジットカードで購入させ、すぐに金券ショップに行き現金化するよう指示してきます。
金券ショップも闇金のグループで、額面より安い金額で買い取ります。

 

この場合もクレジットカードで購入した分の請求は後日自分で支払う事になりますので、実際は大損をしてしまいます。

 

クレジットカードで新幹線や飛行機のチケットや回数券を買うこと自体は問題ありません。
しかしこれは自分が使う事を前提としているので、最初から現金化するつもりで購入するのは規約違反になりますし、場合によっては詐欺行為とみなされる事があります。

年金融資

年金を担保に融資する取る手法です。
年金手帳や銀行の通帳と印鑑を取り上げ、月々の返済額を差し引いてから残りの分を債務者に渡します。
ところが返済が終わっているにもかかわらず、何かと理由を付けお金を取り続け、年金手帳や通帳は返してもらえません。

 

カードローンの申込条件の中に安定した収入がある事というのがありますが、これは仕事をしている人がそれに対して給料を貰う事を指しています。
年金の場合も定期的にお金が貰えるので一見安定しているように思えますが、一部を除いては年金を安定した収入とはみなさないのが一般的です。

 

カードローン会社で年齢を理由に借りられない年金受給者は、年金融資という甘い誘い文句に騙されてしまうのです。
年金を担保にお金を貸すという行為は、違法ですので年金手帳や通帳は絶対に他人には渡さないでください。

闇金はどこに広告を出しているの?

一般的にはインターネットやテレビCMや有名雑誌や電車内の広告などで宣伝をしますが、闇金業者は違法行為をしているので、一般的なカードローン会社のように表立って宣伝ができません。
闇金業者は違法行為をアピールする事になるのでこういうところでは宣伝しません。

 

多くの場合は電話ボックスに広告を貼り付ける、街で配るティッシュなどに広告を挟む、各家のポストに直接広告を入れていくなどで宣伝します。
雑誌や新聞に広告を載せる場合もアダルト関係の雑誌やスポーツ新聞、ギャンブル関連の雑誌などお金を使いそうな人が目にする機会が多い、あまり一般的ではない雑誌に広告を載せています。

勧誘も増えている

多重債務者やお金に困っていそうな人の情報を聞きつけると、メールやDMを送りつけ勧誘しようとする事もあります。
業者の間でお金に困っていそうな人やブラックの人の個人情報は意外と簡単に流出してしまいます。

 

大抵ブラックOK!や審査なし!などあり得ないような好条件が書かれていても、実際は全く違うので騙されないように注意する事が大切です。

 

家のポストに見慣れない聞いた事もない業者の広告が入っていたら、電話番号も確認してみましょう。
携帯番号(090から始まる番号)やIP電話(050から始まる番号)の番号が書いてあったら、闇金ですので絶対に手をだしてはいけません。

闇金のチラシやサイトでよくあるうたい文句

ブラックOK

本来はブラックの人にはどこのカードローン会社も一定期間はお金を貸してくれません。
ブラック入りするという事はそれなりの理由があるので、返済能力に不安があるという事です。

多重債務者一本化OK

多重債務者であるという事は既に毎月の返済が精一杯である事が予測出来ます。
大手金融機関の「おまとめローン」や「借り換えローン」に申込めばいいのです。
「おまとめローン」や「借り換えローン」の審査に通らないので、あればそれだけの理由があると判断されている証拠です。

無利息・審査なし

これも通常はあり得ない事です。
カードローンは信用貸しという制度なので審査なしでお金を貸すようなリスクは犯しません。
利息は金融機関の儲けになるものです。
利息が無いと儲けがないこととなり、これもあり得ない事です。

闇金融に多いうたい文句一覧

『絶対貸します!』
『必ず貸します!』
『今すぐ貸します!』
『他社で断られた方でもOK!』
『多重債務者でも歓迎!』
『今だけ金利優遇中!』
『無条件で貸します!』

 

このようなうたい文句には騙されないようにしましょう。

闇金の見分け方

商号と登録番号を確認

貸金業者として営業をするには、国や各都道府県に申請をして許可を受けなければいけません。
許可を受けた業者は、商号と登録番号が与えられますので、これをホームページや広告に必ず記載します。
広告分にこれらの記載がない場合は、許可を得ていない闇金業者である可能性が高くなります。

商号と登録番号とは?

商号は会社名か屋号になります。
登録番号は正式に認可されると与えられます。

 

「AAA財務局長(BB)第CCC号」という会社毎に数字で番号を振り分けます。

 

・AAA:本社を置いている管轄
・BBB:貸金業の登録回数
(3年毎の更新が義務、1年目〜3年目は(1)、4年目〜6年目は(2)、7年目〜9年目は(3)となり社歴がわかる)
・CCC:与えられた番号(この番号は変動なし)

 

大手消費者金融を例に紹介します。

大手消費者金融の登録番号一覧
プロミス 関東財務局長(11)第00615号
アコム 関東財務局長(11)第00022号
モビット 関東財務局長(5)第01239号
アイフル 近畿財務局長(11)第00218号

※2015年現在の登録番号です

以前は登録番号も商号も記載していない事が多かったのですが、最近はこれだとすぐに闇金業者だとバレてしまうので、嘘の番号や称号を記載している場合があります。

銀行の登録番号は?

消費者金融は元々一般企業で、お金を貸す業務をする会社として営業するために3年更新を原則に登録番号が発行されています。

 

銀行は『もともとお金を貸すために営業している』会社なので、登録番号というものはありません。

登録貸金業者かどうかをチェック!

登録貸金業者情報検索サービス

http://clearing.fsa.go.jp/kashikin/index.php

登録貸金業者情報検索サービス

金融庁のホームページから利用出来ます。
正規に登録し許可を受けている業者であれば、登録番号や商号など必要事項を入力して検索すれ登録されていますが、無許可の闇金は登録がありませんのですぐにわかります。

貸金業者登録一覧

http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasi.pdf

登録貸金業者情報検索サービス

貸金業者に登録すると財務局にも登録されますので、貸金業者登録一覧のリストです。
登録番号、登録年月日、貸金業者名、郵便番号と所在地が一覧になっているので、すぐに確認できます。
ここに登録が無いという事は闇金業者という事です。
各都道府県貸金業者担当課でも確認出来ます。

違法な金融業者に関する情報

http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/ihou.pdf

違法な金融業者に関する情報

金融庁では違法な金融業者に関する情報として、無登録なのに架空の登録番号を記載して営業している違法業者のリストを公開しています。
ただしこういった情報は闇金業者も確認していますので、既に移転したり電話を解約していたりする可能性があります。

金利をチェック!

金利は利息制限法によって上限が決まっています。

 

カードローンでお金を借りる場合は、貸主と借主の間で自由に利率を決める事ができます。
ただし利息制限法を超える利息は設定できない事になっています。

 

これを超えた利息については無効となるので、お金を借りても超えた分に関しての返済義務はありません。

 

貸金業法が改正され総量規制といって年収の3分の1を超える借り入れができなくなっています。
しかし闇金業者の場合は総量規制を無視して、年収の3分の1以上の貸付をする事もあります。

利息制限法
現在借りている残高が10万円未満 年20%を超えないこと
10万円以上100万円未満 年18%を超えないこと
100万円以上 年15%を超えないこと

借りる金額と利息は上記の利息制限法の範囲内でないといけません。

もしも闇金に申込んでしまったり、借りてしまったら?

以前はいかにも怪しげな雰囲気を醸し出すのですぐに闇金と見分けがつきましたが、今はソフト闇金なる業者も登場しているので、闇金だとは気づかずに利用してしまう事もあります。
闇金は違法な営業をしているので、まず弁護士など法律の専門家に相談しましょう。

 

法外な利息を請求したり、強引な取立てをしたりというのは現在法律で禁止されています。
専門家が間に入れば、闇業者も手出しができなくなるのでひとまず安心です。

 

後は法律の専門家に任せて正式な手続きをすれば、借金の返済義務がなくなる事もありますし、過払い金があった場合は変換請求ができます。
自分でなんとかしようとしても無理なので、必ず専門家に相談してください。

このページのまとめ

闇金業者は一般的なカードローン会社で断られた人や審査に落ちた人にもお金を貸そうとする

 

電話番号が090または050、手数料を請求してきたり、通帳を渡すよう請求する場合は要注意

 

闇金業者の手口も多様化している

 

カードローン会社は信用貸しをするので、審査なしはあり得ない

 

闇金業者に引っかからないための知識は持っておくべき

 

登録場合や商号は偽物である可能性もあり、金融庁のホームページ等利用すればすぐに確認できる

 

少しでも怪しいと思ったら専門家に相談する

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